姉妹

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克己の足が穂寿美の頭をまたぎ、目の前にぶら下がった克己のモノを手にしたとき、 枕元に置いたスマホが鳴った。 「お母さん……」 母親が電話して来ることは珍しくはなかった。 大概はたわいもない話で穂寿美をいらいらさせるだけなのだが、 電話を取らないと、その後の電話が3倍もいらつくものになるので出ることにしている。 「もしもし……」 左手にスマホを持ち、右手には克己のモノを手にする。 自分でその姿を想像し、吹き出しそうになった。 「穂寿美! 千穂理が大変なのよ」 「どうしたの、慌てて」 股間に克己の体温を感じながら、母親に対応する。
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