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「だから、待ち受け変えて」
「へっ?」
「なんで、その待受なの?
なんかムカつくから、昔の男の影がちらつく」
「はっはは、ふふ…」
「何?」
「なっ、なんでもないです。
変えます。すぐ変えます。」
別に、元カレのこと引きずってるわけじゃなくて
課長の優しさが嬉しかったから
あの画像にしてるんだけど…
まさか、そんな可愛いこと言われると思わなくって
嬉しくて、笑ってしまった。
きっと、この恋は素敵な恋になる。
そんな予感がした。
私がまだ『れな』の存在を知らない
これが、彼との恋の始まりだった。
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