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「げっ……あああああぁ」
トイレから 小さな悲鳴をあげてしまった。
「どうしたの、みちよさん。何かあったの。」
私の声にびっくりした義母が、声をかけてきた。
「あ、お義母さん、何もないです。ちょっとすべり装備なって。」
「気をつけてね。 あなたいつも注意散漫だから。」
「はい。」
トイレの外にいる義母は、たぶんため息をついているだろう。どんくさい、行動がのろいといつも言っている。
私 そんなのろくないんだけど…… ただ お義母さんのやり方でしようとすると、うまくいかないだけで……
私も、はぁとため息をつきながら、便器にすわりながら、手に持った妊娠検査薬をみつめていた。
三人目か どうしよう…...。
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