推理探偵 秋 誕生

2/4
前へ
/14ページ
次へ
秋さんは一つため息をつくと、語りだした。 「あのダイイングメッセージには、一つ仕掛けがあるんですよ。何か分かります?」 伊穂さんは少し青ざめて、ボソッと呟いた。 「し、仕掛けですか。」 それを聞いて秋さんは、ニヤリと笑った。 「そう。仕掛けがねぇ。仕掛けと言っても頭を使えば、こんな事件、簡単に解決しますよ。 皆さん聞いたらびっくりしますよ。」 秋さんが喋ると、皆釘を打った様に静まり返った。 「仕掛けと言ってもこんな感じです。」
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加