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キャンプシップ
「先輩。相変わらず、銃剣(ガンスラシュ)なんだ。」
イオはリリーの装備を見て苦笑いをする。
「ん?あたしもイオも後方支援型だからね。長銃(ライフル)でもいいけどとっさの状況になったら厄介だしだからイオを後方支援に据えてあたしが前に出た方が良いかなってね。」
リリーはレイスラシュにてを添えながら答える。
「それって俺が弱いって事だよな。」
イオは俯きながら言う。
「バーカ。役割分担の問題。イオの強弓(バレットボウ)は他のアークスよりもずば抜けているのよ。だから、イオはあたしが作った隙を突いてエネミーを仕留めなさい。」
リリーはイオの頭を撫でながら言う。
「仮にあたしが長銃(ライフル)か大砲(ランチャー)やったらイオは慣れないながらでも抜剣(カタナ)使うでしょ。それと一緒よ。」
リリーはイオの頭を撫でながらキャンプシップの外を見る。
下の方は緑が生い茂る森林地帯が見える。
「さぁ。イオ。行こうか。」
「あぁ!」
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