序章-2 あなたを待っていた。

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「はぃ?あたしが?守護騎士?」 シエラの説明を聞いていたリリーはすっとんきょうな声をあげた。 「はい!優一一人の守護騎士。それがリリーとマトイさんです!」 (優一一人なのに二人なんだぁ~) リリーはシエラの言葉を心の中で突っ込んだ。 「その守護騎士のリリーさんの専属オペレーターがこの私シエラなのです!こう見えて私。生まれてから2年くらい何ですけど心も体も大人なんです!」 シエラはドーンっと胸を張る。 「それはそうとあたし起きてきたばかりだから体、動かしたいんだけど?」 「そうですね。説明は一旦休憩してロビーに行ってみて下さい。皆さんリリーさんの復帰楽しみにしていたんですよ。」 「そうね。行ってみて見るわ。」 リリーはそう言ってテレポーターに向かいロビーに向かった。
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