第1章

2/4
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
毎日の通勤。 息苦しくなるような満員列車に乗り、必死に働いて、くたくたに疲れる日々。 ーーなんで、こんなに働いているんだろう? そんな考えが過るたび、ブンブンと頭を振って否定する。 ここで心が折れようものなら、確実に家に引きこもって外に出れなくなる。 終わりの見えない毎日だけど、その中で生きていくしかないのだから。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!