3人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
それでも、どうしても心が折れそうになる時、私はくぅちゃんに出会う。
夜も遅い帰り道。
足どり重い朝の道。
くぅちゃんはいつも私を待っている。
と、言うとストーカーみたいだけれど、何の事はない。
くぅちゃんは野良猫だ。
なんで猫が"くぅちゃん"なのか。
子供の頃に飼ってた猫の名前?と一瞬考えた事もあったけど、そもそも猫どころか金魚すら飼ったことがない。
だから、なんで"くぅちゃん"なのかは私にも分からない。
だけど、私にとって、くぅちゃんはくぅちゃんなのだ。
最初のコメントを投稿しよう!