追憶

思い出 1

昔よくお客さんに「お金と愛どっちが大事？」と聞かれていました。

私は即座に愛と言っていました。

うちの家は金持ちじゃないけど

とにかく子供に金さえ与えておけばいいとゆう考えでした。

だから私は、愛情が欲しくて愛と金なら愛と答えていました。

その考えは28歳まで続いていました。

愛情でどうにか乗り越えられるなんか無理でしたけど

それでも、愛の方が良かったです。

でも今の旦那と出会い、愛情があっても結局うまくいかないと思ったら

馬鹿らしくなり、私はお金がすべてだと思うようになりました。

そこから私は金持ちの客を見つけたらとにかくお金目当てで

接客するようになってしまいました。

旦那も最初は愛情があったけど、途中から私の財布に変わっていきました。

最低だったと思います。でもお金がすべてでした。

そんな考えのまま旦那と同棲することになり、私はまた少しずつ変わっていきました。

旦那といる間は落ち着くから、愛情もいいかもしれないと思うようになりました。

でも結婚して子供が生まれて

上手くいかなくなって段々愛より金にまたなってしまいました。

結局離婚しなかったのも生活面の問題があるから

結婚生活を続けているという状態でした。今でもお金が大事です。

嫌な事があったら金の為と思うようになってます。

ほんとはどっちが大事とかはないのだと思います。

どっちも大事なんだと今は思います。

愛だけではやっていけないこともあるし、金だけでも冷め切ってしまう。

だからどっちもが大事だと今の考えは落ち着きました。

子供には私はそんな事をどう教えていくかは、まとまっていません。

でも、人を大事に出来て人に愛される子供には育てていきたいです。

私も子供を大事にできる親になりたいのが、今もずっと思う事です。