思い出 1

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小学校一年の時に里親さんに出しました。 実家で長女と住んでいたのですが、身内は次女を可愛がってくれませんでした。 私も一緒にいたので、よく怒られたらかばっていました。 でも次女をかばうと、余計に次女が怒られていました。 母親の部屋で長女はよく過ごしていたのですが 次女は外から鍵をかけられ、部屋に閉じ込められていました。虐待だと思いました。 これ以上次女がひどい扱いを受けて精神的にダメになるのを恐れ 私は里親さんに預けることにしました。 私が姉妹を連れて家を出たら良かったのですが、経済的に無理だと思い 次女は別で暮らすようになりました。 そして今現在長女は引きこもり、次女は受験に向けて勉強中と 健全な生活を送っています。里親さんに出すのなんて酷いと思う人が多いでしょう。 でも私は、子供を守る方法が実家から離す方法が最善だと思いました。 結局長女は過保護にされすぎた結果、引きこもりになるとゆう状態になりました。 もし次女が実家でい続けたら最悪な事態になっていたと思います。 私は当時を振り返ると私自身親になる資格がなかったのだと思います。 子供を最善とはいえ自分の元で育てられなかったのですから。 子供を育てるのは生むより大変です。 次女を生んだ理由は、お腹にいる赤ちゃんを殺すことが出来なかったからです。 お腹の赤ちゃんは中絶される時お腹の中で逃げるそうです。 そんな話を聞いたので私は中絶することが出来ませんでした。 でも、自分で育てられないのだったら、中絶するのと何ら変わりはありません。 これから成長してお母さんに将来なっていく子供達には 自分で育てていける環境と精神が持てるまでは 妊娠しない様に教えていきたいです。 一番の被害者は子供です。生んで育てられないなら産まない方がいいです。 その前にむやみに妊娠はしない方がいいです。 そんなことは親がしっかり教えていかなくてはいけないと思います。 これから先長女は通信で勉強しながらバイトをすると言っていました。 でも、実家でいる限り自立できないと思います。 もう、私と一緒に暮らしてほしい気持ちが強いです。 でも長女の気持ちは違うようです。 次女は受験が終わったらまた私と手紙のやり取りをしながら 私たちと交流することになりました。 自分の子供には後悔する人生を歩んでほしくないです。
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