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グラマー・グラッツィア
(黒の女王)
「まあ!助かりますわっ…!
アリシオンの着替え貴方の家になら
いっぱいありそうですし♪
だってほら…二人とも背丈同じぐらいだし
体格だって良くにてるわ!」
女性は私達を見比べる…
私といかれ帽子屋(マッドハッター)は顔を見合わせた…
そう言われると顔も少しだけ似てる…か?
いかれ帽子屋(マッドハッター)はティーポットとティーカップを
テーブルの上に置き椅子から立ち上がる
た、確かに背丈も体格も似てるかもしれない…
マッドハット
(いかれ帽子屋)
「ははははは~
まさか、そんなそんなぁ…
に、似てるか?そんなに…??」
いかれ帽子屋は私をちらりと見てから
女性に視線を向ける
黒の女王は棒がついた仮面を
小指をたてながらつけた
グラマー・グラッツィア
(黒の女王)
「うっふふ~ん…
す・こ・し・だ・け・ね~♪」
いかれ帽子屋(マッドハッター)は女性に
みとれているようだったが
はっと我に帰った…
マッドハット
(いかれ帽子屋)
「コホンッ…よぉし、ついて
くるといいこっちだ…」
いかれ帽子屋は私達が来た道を戻る
グラマー・グラッツィア
(黒の女王)
「うっふふ~ん…
マッドハットぉ…そっちじゃないでしょう?」
いかれ帽子屋(マッドハッター)の動きが止まる
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