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女性は頷いた
グラマー・グラッツィア
「あらあら…話をのむのが早いわね~
あたくし、嬉しいわ♪
あ…この崖の細道で
立ち話もなんでしょう…仲間達を紹介するわ」
女性はそのまま崖の細道を
なれたあしつきで進み
私は女性の後を追い、広い所に出た…
目の前に広がるのは10mは
あろうかという木々の森…
そこに生えてるのは巨大な茸
しかも、1つや2つじゃない…
私たちはその森の前で立ち止まる
グラマー・グラッツィア
「うっふふ~ん…
ここは、巨大の森メガフォレスト
ぜ~んぶ、おっきいのよ…?」
黒の女王はその森の中に
黒兎とともに入っていく…
私は2人の後を追いかけた
虫すら大きいな
バサバサッ
!
でかい揚羽蝶が私の頭上をかすめる…
グラマー・グラッツィア
「こっちよ…アリシオン」
私は女性の隣に並んで歩く
ノワール・ザーイエッツ
(黒兎)
「ジョウオウサマ!ジカンガナイ!
オチャカイハジマル!」
黒兎は私達を先導するように
森の中を進む
黒の女王はいつの間にか手に持っていた
棒つきの目の辺りを隠す仮面を
小指をたてて自分の顔に当てる…
グラマー・グラッツィア
「大丈夫よ、ノワールそうでなくても…
もうすぐつくでしょう…?」
黒兎は何度か頷いた
ノワール・ザーイエッツ
(黒兎)
「タシカニタシカニ!」
黒兎が先に森を抜けた
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