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Scene 3
ヴヴヴヴッ。ヴヴヴヴッ。ヴヴヴヴッ。
どこからか聞こえる。
ヴヴヴヴッ。ヴヴヴヴッ。ヴヴヴヴッ
なんだ?朦朧とする意識中で突然ハッとする。
夢と現実の狭間にいるかのようだった。
夢を見ていた。どんな夢だったかはもう忘れてしまったが。
ヴヴヴヴッ。ヴヴヴヴッ。ヴヴヴヴッ
携帯のアラームがなっていた。バイブレーションのまま寝てしまったのか。
七時半を知らせるアラームであろう。
今日も同じ時間にアラームが鳴る。
今日は、たまたまバイブレーションであったが。
運良く目が覚めたから良かったが、気づかなければ、そのまま寝続けていただろう。内心ほっとした。
バイブレーションの機能をOFFにした。そして、再び目を閉じる。
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