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それに秋に結婚すると言いながら、俺が「うまくいってんの?」と訊くと、考え込むように口を閉ざした玲夢。
その表情で、きっと不安なことが胸の中にあるのかもしれないと気づく。
そしてそれを指摘すると、わかりやすく動揺した玲夢の姿にそれが本当のことだと確信した。
そんな玲夢を見ていると、もう一度頑張って玲夢にぶつかってみようという気持ちが出てきた。
だって、あれから音信不通で、そのまま八年も経ってるのに、こうやって同じビルで働いてるとか、運命じゃね?
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