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「つまんな~い。あ、おさんぽ しよ。」
山が元に戻った直後、袖を引っ張られた。思ったよりも力があって腕を持っていかれる。
「えっ?ちょっ...待った待った。外行くってことか?」
「うん!」
「じゃあ待て。俺着替えるから。」
「え~はやくぅ~」
寝間着から私服に着替え2人で家を出る。手を繋いで歩く。散歩って、こいつの喜びそうなところって...あ。視界に公園が入る。小さい子達が遊んでいた。自販機あんじゃん。
「公園行くか?」
「こーえん?」
「あそこだ。」
指差すと、一瞬にして輝いた顔をした。
「うん!」
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