1人が本棚に入れています
本棚に追加
スマホの充電を終え、田端に出発するときにはもう4時になっていた。鞄を肩に掛けゆっくりと歩いていく。田端に行くのは久方ぶりで無意識の内にこの時間を選んでいた。この場所は思い出深くはないが私にとっては特別な場所だ。
田端に着くと、まずは中学校を見に行くことにした。長らく見ていなかった母校は正門がリニューアルしたぐらいで何も変わってなかった。それを見て笑みを浮かべる私。田端に来たんだなっと実感し、駅に向かって笑みを浮かべたまま歩いていく。
歩いていくと、知らず知らずの内に中学時代を懐かしみ、昔の私のようにはしゃいでいた。中学校から歩いて数分後に駅に着く。駅の周りを見渡すが何一つ変わってない。昔と同じだった。
最初のコメントを投稿しよう!