1月26日 田端

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 ただ、中学時代の心残りあるならこれしかない。友達として、初恋の相手としてあの子を見ていたことが幸せだった。もし、中学時代に戻れるのならこれを理由にあの最悪の時代に戻りたい。中学時代には3年間虐めがあり、先生たちによる正義もない時代。味方になってくれるのは親と部活の顧問ぐらいしかいない(ただし、3年間のイジメは解決せず)。そんな最悪の時代でもいいから戻ってあの子と話したい。(それ以降の影響はどうでもいい)  私が田端に来なかったのは虐めや虐めてきた人がいることが原因。それをまた来ることによって思い返してしまう。それと同時にあの子と過ごした中学時代を懐かしみ、昔の私に戻りたいと思うのだ。  そして、田端に帰ってきた私は駅のイルミネーションを見ながら、思うのだ。 「今の私があの子に会ったら何を言い出すか分からない。会わない方がいい」  世界は狭くて広い。住んでるところが10キロも離れてないのに、一度も会うことなくすれ違うのだから。だから、私はあの子と今後も会えそうにない。image=503965429.jpg
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