おもちと桃と私のバナナ

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「まみ、カレシいないんだよね。どれくらいいないの?」 えっ…。いきなりの質問に戸惑う。どうしよう。なんて答えよう。付き合ったのなんて、高校2年の時に1ヶ月ぐらいままごとみたいな付き合いをしただけ。それからずっといない。それにカレシというか…。あんまり話たくはない。ここは適当にごまかそう。 「半年ぐらいかなぁ。まぁ、いい思い出はないから、思い出したくないよ」 「わかるー!わたしもー。もうカレシなんてこりごり」 適当に言ったんだけど、さきちゃんも色々あったみたい。もっと知りたいけど、これ以上は聞かない方がいいかな。こっちの事を聞かれるとボロがでるかもだし。 「そうだ!お風呂入る?いつもはシャワーだけど、今日は寒いし、お湯ためようかな」 「ありがとう。うーん、今日は面倒だし、もう眠いから、いいかな…。」 本当は入りたいんだ。でも、お風呂はダメなんだ。メイクが落ちちゃうから。すっぴんは見せられないよ…。 「なんだぁ。一緒に入ろうと思ったのに」 一緒に!は、入りたい!入りたいよー!でも絶対ダメなんだ。あっ、やばい…さきちゃんの裸を想像して、ずっと我慢していた欲望が爆発しそうだ。体の中心が熱く、止められないときめきとムラムラが押し寄せてきた。 もうあそこは、はちきれんばかりに勃起している。
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