第一章「猫は、読書の森を散歩する」

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「猫は、言葉をもっているのか」 寒い季節、ちょうど冬の頃、 夜な夜な、真夜中に、 ニャーニャーと、集会をやっている、 猫なで声というより、赤ん坊の夜泣きである、 ギャーギャーと、ニャーニャーと、 またある時には、ガアーガアーと、ギイーギイーと、 さらに、盛り上がって、イイーイ、イイーイと、 集会というより、春の嵐のような、 自然のなせるわざか、はたまた、 遺伝子に既に、組み込まれた、 行動パターンなのでしょう。 人間の世界では、「さかりのついた猫たち」 、と呼ばれている。 猫Jおじさんは、残念ながら、 一度も参加したことがない。
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