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私は今日の朝から絶対に晩飯はカレーライスを食べると決めていた。
理由は特にない。しかし、朝から口はカレーを欲していた。
私は年に何度かこのような衝動に駆られる。そして、この衝動に駆られたときには絶対に訪れる店がある。
大通りから一本路地に入り二つ目の路地を左にいき一つ目を右。そこに小さいお店がある。「古い」という言葉がぴったりハマる店構えである。
中には白髪の少し腰の曲がったおばあさんが一人。
奥の厨房には頑固親父、、には程遠い笑顔が素敵なおじいさんがいる。
カレーが食べたい発作が起きたときにはいつもここへくる。
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