終わりの始まり
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ホテルに来た沙希は彼と何度も身体を重ね合わせる。 その度に鼓動が波打つ。 身体が熱を上げる。 「好きだ…沙希…」 「わたしっ…んっ…あっ」 嫌じゃない…寧ろもっと触れたい触れてほしい… もっと私の知らない私を奪ってほしい… あぁ…私はきっと彼が好き 愛していたんだ… 「愛してる」 2人は唇を重ねて強く抱き合った――――…
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