終わりの始まり

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「…今日はありがとう」 「何がっスか?」 「失恋なんかでウジウジしてても駄目だって気が付いた。」 「やっと先輩らしくなったっスね」 運ばれたビールをカンッと音を立てて乾杯をすると一気飲み。 「今日はとことん呑むからねっ逃がさないわよ~」 「わぁ~怖~い(笑)」 二人は笑い合ったりお互いに思いのままに語り合い呑んだ。 「あ~あ、一生独身貫くしかないかなぁ もう1から恋を探すの疲れたよ…」 独り言を呟くと突然グイッと腕を引っ張られて彼が沙希にキスをした。
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