終わりの始まり

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突然のキスに驚きはしたけれども彼の舌遣いに酒の酔いとは違う熱が灯る。 「んっ…はぁっ…」 な…なに?なんで?! 「ならオレの彼女になって?」 今までの彼とは思えない程に真顔で真剣な眼差しに視線を逸らせない。 「オレが今までどんだけ片想いしてきたって思ってるんスか? 好きだ…大学の頃から」 嘘…私を?? 「私は…」 ドキン…ドキン… 今まで世話の焼ける後輩で…でも素直で優しくて… ドキンドキン 「もう待てない!先輩を…沙希を奪います」
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