厳しい修行の果てにの巻

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 グヲングヲオオオオオオン そのとき、今まで生きてきた中で一度も耳にしたことのない、この世のものとは思えぬほどの、けたたましくも悲壮に満ちた音が、山の頂の方向から聞こえてきたのだった。 「ひ…。な、なに!?この音は…。」 「山が…、鳴いているんだ…。魔の山の主が嘆いて…いるんだ…。」
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