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―その国の名はシュクライナ帝国。様々な物事がこの広範囲で巡っている。―
国に着くとさっき見たより断然桁違いに大きい事に気づく。大きな門があって、その向こうには沢山の人がいる。期待に膨らんだ胸を抑えながら一歩踏み出す―そこまでは良かった。急にまた左肩が痛む。
「…あ…そうか…忘れてた…ゲート…閉じなきゃ…巫雪…頼んだ…」
「『…Back to your house now.門を閉じて―帰りなさいな。いつものミルクは台所』」
痛みが収まる。だが、服が破けていることに気づく。少し血も出ている。
「…ごめん…忘れてた…!」
「早く、お家に帰りましょう~」
然くんが私を背中に背負う。。。鼻血を必死で押さえる。
「いぃそげぇ!!ちゃ量しゅっけちゅ…でしんじゃぁうよぉ!!」
涙声…だと!!しかも噛んだぁぁぁ!!すっかりいつもの調子に戻った私は今の状況で死にそうだった…
「………………カエ、声に出ている…」
「なぁにかいったのかぁい?」
「いいい、いえ何もおおお!!///」
そろそろ鼻血も限界に達している…
「…菜月、ティシュあ……(ティッシュ…っく…チョ〇松!!)」
心外なダメージを受ける。次のページまで持つのだろうか…←メタイ…
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