ワタシ、変なんですぅ

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…… 「ふ、ああっ、い、いい」 「まだだぞ、もっと頑張れ」 「ふええ、もう、無理ですぅ」 「もっと可愛く鳴いてみろって」 そんなワケで、 私たちは大真面目にエロを追究している。 『感じる』とは何ぞや。 その大半を粘膜で覆われ、 デリケートにしつらえてある子宮。 その入口であるこの小さな部位に、 無限の宇宙が広がっているのだ。 初めて触れられたその衝撃。 捏ねられ、刺激され、指を突っ込まれ。 「も、もしやアレをなさるつもりですか」 「うるさい、黙れ」 「いやいや、私にはハードル高いですし。 無理無理無理」 「ムリじゃない、とにかく黙ってろ。 今までの女はこれでヒーヒー言ってたぞ」 粘膜VS粘膜! ナカダ氏の舌がソコに触れる。 ワザと尖らせて突いたかと思うと、 今度は舌の緊張を解き、 少し奥の柔らかくザラザラした部分で、 ゆっくり丁寧に舐め続ける。 止めて欲しいのに、止めて欲しくない。 羞恥心と快感がせめぎ合い、 その舌が再び尖ったかと思うと、 穴まで侵入したそのとき、 「ひぃ、あああ、ひ、うう」 「…な?本当にヒーヒー言っただろ?」 上半身だけ起こして、 ナカダ氏はそれはもう妖艶に微笑む。
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