2人が本棚に入れています
本棚に追加
「みなさんは普段、携帯、あるいはスマートフォンを持ち歩いていますよね。ですけどたまに何処にしまったか分からなくなったり、どこかに置き忘れてきた、というようなことがあると思います」
田神はテレビカメラに上半身を向けた。
「しかし、『Wear Phone』はその名の通り、身につけるものです。自身の耳に小さな機器をつけるだけでいいのです。どこにあるか探す、なんてこともなくなるでしょう。」
「なるほど、身につける、ですか。機能面についてはどうでしょうか」
「もちろん、従来の携帯やスマートフォンのように通話、メールも出来ます。ネットの閲覧、アプリでゲームも可能です。」
「えっと、画面はどこにあるんですか?」
「目の前に画面が浮かび上がるんですよ。タッチして操作出来ます」
「へぇ、それはすごい。見てみたいですね」
最初のコメントを投稿しよう!