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「いらっしゃいませーっ!」
ヤマギシの声が酒場中に響いたのはそれから一時間もしない内だった。ヤマギシは冒険者よりもコックの方が向いてるようだった。
「ヤマギシ、特製唐揚げ。」
「こっちにも!」
「はいよ!」
ヤマギシのアイディアで料理はどんどん美味しくなっていった。そして、時間はあっという間に過ぎた。
「ヤマギシ、ありがとうね。これ今日の賃金。」
「ありがとう女将さん。」
受け取った代金は金貨三枚だった。この世界は金貨が高額だ。
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