568人が本棚に入れています
本棚に追加
/114ページ
「来たばかりなんだ、ギルドはここに併設されてるやつか?」
「そうそう、仕事案内さ。お金がないなら、頑張りな。これはおまけだよ。」
そう言って女将は唐揚げのようなものを差し出す。俺はそれを口に含むと立ち上がる。
「女将、もう少し塩を少なめにした方が味に深みが増す筈だ。」
「へぇ、よく知ってる事。ここで働くかい?」
女将の誘いにヤマギシは一日だけと了承した。ヤマギシが厨房に入ると掃除から始めた。
最初のコメントを投稿しよう!