第1章 記憶 2

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「シェリア様!」と駆けつけようとしたが一向に違いまずシェリアが(もうダメ・・・!)と思った時、誰かがシェリアを襲おうとした魔物を倒してくれた。シェリアはゆっくりと目を開けると・・・「大丈夫か?」と聞かれながら手を出され、「うん!ありがとう」とお礼を言いながら手を重ね男の子が立たせてくれる。「あなた、名前なんていうの?」と聞くと男の子は「俺はカイト、カイト・シューターだ。おまえは?」何も知らず聞いてくる。するとミクラーは「おまえは?ではありません!」無礼ですよといった感じで怒っている。カイトは、まだ気づいていない。シェリアは「しょうがないよミクラー、私のこと知らないんだから」仕方がないと思いながらカイトに自己紹介をする。「私は・・・」スカートを両手でつまみお辞儀をしながら「スカイ王国のマリア王女の娘、姫のシェリア・スターリング、よろしく」笑顔を見せる。すると・・・いきなりカイトが「お、お姫様?」大きな声をあげ、固まる。「そうです。シェリアは、マリア王女様の姫ですよ、あまり、無礼なことは・・・」言っている時にシェリアとカイトは、「なんでお姫様がここに?」聞くとシェリアは、少し顔を暗くして・・・「私はお母様とお父様を殺した人、<ダークアスター>の人達から世界を守るためにこの水の妖精、ミクラー・ウォークと一緒に旅を しているの」カイトは「へぇ~」と言った表情で納得している。「で、その<ダークアスター>って人達は、どんな人なんだ?」とカイトはその場で座るとシェリアも座り、聞こえていたのか今度はミクラーが答えた。「ダークアスターの仲間は闇、光、火、水、地、風の全員で6人います。」 続けてシェリアが「 1人目は、弓矢使いのリアン・ブロッサ」と 属性を言い忘れたのでミクラーが「火属性ですね」と言ってきた。続けて「2人目は、ナイフ使いのメアリー・ソードだね」といいまた言うのを忘れ慌ててミクラーが追加する。「水属性です。」 「3人目は、風の使い手フェア・ハーフ」「風属性です。」「4人目は、砂を操るキース・エルフ」「地の属性ですね」「5人目は、剣士のアリス・ローテル」「光の属性ですね」と 続けて言っているとミクラーは呆れたのかシェリアに「シェリア様」「何?」首を傾げる。
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