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それにしても、やっぱり子供達の笑顔は和む。
昔は双子の弟とよく遊んだが、今はもう会う事はないか…。
「すまない、待たせたね。」
「早く早く!」
「はいはい^^」
私はローブに付いているフードを目深に被り、リアナやリラ、それにラズと共に花畑へと向かった。
他の子達は最年長の子に任せたから大丈夫だろうからね。
少しして花畑へ着くと、そこには幼い頃に知り合ったハイエルフの娘と似た少女が膝を抱えて震えていた。
「…お前達はここで遊んでなさい。いいね?私の目の届かない場所に行ったらいけないよ?」
「はぁい!リラにラズこっち!」
「おー!」
リラ達は花畑をハシャいで走り回り、私はその子供達の姿に微笑んだ後少女の元へ向かう。
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