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孤児院に着いて呪術で周りからこの建物を見えなくした。
とりあえず、フェリシアの洋服を調達しないとならないが、今彼女を外に連れ出すのはいささか危険だな。
「少し私の部屋に。」
「はい…。」
子供達は広間に行き、私はフェリシアを連れて自室へと向かった。
…こうした事が起きているのを弟達は気付いているのだろうか…。
「あの、フェーア様…。」
「ん?」
「…いえ、何でも…。」
フェリシアはすぐに俯いて私から視線を外した。
何か聞きたい事があるのなら言えばいいのだけどな…。
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