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welcome to Japan!
さて、日本がチョコレートという食べ物を知ったのはいつごろかというと、幕末の頃である。
1613年、慶長遣欧使節がヨーロッパに赴いた時期は、チョコレートを飲む習慣がヨーロッパの上流階層に広がっていた。
「えっ?この飲み物は何だ?だって?」
「こいつはチョコレートという名前らしい。ヨーロピアンの中でも俺たち上流階層の人間のマストアイテムさっ!」
「どうだい?あんたも飲んでみるかい?」
このときこれ(慶長遣欧使節)に参加していた支倉常長とその一行。代表して支倉常長が頂くことに。
「なんだこれは!!!鼻いっぱいに広がる今までにない香り!さらには口に入れた瞬間のこの舌触り!思わずクセになりそうだ。」
支倉常長が初めてチョコレートを口にした日本人ではないかという説もある。
時には未知なる事柄への挑戦をしてみるのもいいことかもしれない。それが甘美なることであろうとも、淡くほろ苦いとしても。
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