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このままでは、何も始まらない。私は藁をも掴む思いで、小説読んでレビューしますという、よくあるイベントに応募しました。
読んでさえくれれば、絶対に面白いはずだ! そう考えてレビューを待ちます。
数日後。
あきらかに、あらすじだけ読んだレビューが届きました……
発想が面白かったです……頑張って下さい……
もう止めよう(´・ω・`) やっぱり小説なんて、私には書けないんだ (´・ω・`)
レビューをくれた方は当たり前のことを言っただけです。私の作品が、見るに堪えない作品の長編だったのです(´・ω・`)
今、見直しても、苦痛だったんだろうなと思うくらい最悪。
エブを開かなくなって数日後。
一件のメールが届きました。
『あなたの作品に、コメントが付きました』
……なんの嫌がらせだ(´・ω・`)?
そう思いながらレビューを確認すると【幻想伝】を本当に楽しんでくれたクリエーター様の、心優しいレビューが載っていました。私が書きながら泣いてしまったあの場面、笑ったあの場面、それらが細かく書かれているのです!
その方に聞きました。どうしてそんな嬉しい事を言ってくれるのですか?
すると、すぐに返信がきます。
『本当に面白かったからです! この作品を愛されてますよね? 面白いうえに、凄い愛情も伝わってきました。私も作品を書いているのですが、勉強になりましたよ! 次は短編なんてどうですか? 私は短編しか書かないのですが、一緒に妄コンに応募しましょう!』
その方は、他のクリエーター様の作品を大切に読んでいました。自分の作品が嫌いな人なんていない。だから、一つ一つを丁寧に読んで、思った事をレビューしているだけですよ……そう言って……
私は、その方の作品を全て読みました。
凄く面白い。構成がズバ抜けている。そして、その方は次の妄コンで入賞しました。
私も冤罪という作品で応募したのですが、全く評価されず。でも、その方と一緒に入賞したいと思って考えました。
私の武器はなんだ!? ……笑いか? 文字だけで笑える作品なんて書けるのか?
疑心暗鬼になりながらも、私なりに面白いと思えた作品【せめてダンディに】が完成します。
それが、妄コンで準大賞に選ばれましたΣ(゚Д゚)!
すぐにコメントが届きました。
続く
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