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「いやや。崇之が俺の所に来てくれんから俺が来るんやって」
メンドー。
「なぜ私が貴方の所に行かなきゃならないんですか…早く帰って下さい今すぐ帰ってもう来ないで下さい」
切実に。
「なんで崇之は俺にデレない?!」
「どの辺りにそんな要素がいりますか気持ち悪いです」
「いつも誰かしらに言ってるやろ?アイツはツンデレで……そうそう!風紀委員長はヤンデレになりそうって」
「……」
鈴木氏は確かに言った記憶はあるけれど、この男の前でだとかは覚えていない。
鈴木氏の住む場所は生徒会や風紀委員の生徒の頂点にいるエリアの寮監だ。
つい先日、風紀委員長に抱きつかれながら紹介された少年に、悶えた。
今まで、風紀委員長に色恋沙汰なんてなかったから、内心ニヤニヤしてしまう。
しかも、見た目平凡ぽいから、鈴木氏は心の中でガッツポーズをした。
見た目ってか、雰囲気?
じっくり見れなかったから。
鈴木氏のマイブーム;権力者×平凡だ。
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