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大学時代の方がメイクに興味があった。
コンタクトレンズにしていたし、アイシャドウは何色も持っていた。彼氏だっていた。
今年で25歳になるけど、積極的に募集していいない。
仕事していると無駄に男性の悪いところに目がつくから一歩引いてしまう。
大学時代は失敗する姿なんて見えなかったなあ。
あの頃はかっこいいところしか見えなかった。
スマートにエスコートしてくれたり、細かいところまで気を配ってくれたり、まるでお姫様になった気分だった。
しかしそれは突然だった。
彼の家に行った日のことである。
実家暮らしという高いハードルを越えたら「親公認」という称号を得られると、清掃系を装って挑んだのだ。
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