天下統一へ

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土方歳三は、相変わらず二条城内の連絡を任務とした馬廻役です。ただし、若衆と俸禄が増えました(^_^)v そして、毎月のように織田信長と飯を共にする。 信長「毛利は手強いのう。」 歳三「毛利も次は自分達の番だとわかっているでしょう。あとは、どこまで有利に安堵を勝ち取るかとしか考えておりますまい。」 信長「あまり力を残したくない。」 歳三「ならば、毛利・小早川・吉川を分けて安堵するというのはいかがでしょうか?その前に援軍が到着次第に山名を討伐しておけば、6ヵ国で折り合うものと存じます。」 信長「山名は寝返りを繰り返し、けしからん。宇喜多もどうにかせねばならん。」 歳三「そろそろ天下統一の事も考えなければなりませぬな。」 信長「で、あるな。」 歳三「鉄甲船を用意しておくと海の戦いが楽になりまする。」 信長「鉄甲船とは?」 歳三「鉄で被われた船にございまする。」 信長「沈まぬのか?」 歳三「重い船を浮かすだけ大きな船となりまする。」 信長「で、あるか。」
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