39人が本棚に入れています
本棚に追加
「色々と話しはあるがさっさと森から出たいから手伝え」
「良いけど、今忙しいんだよね」
「クイーンヴァンパイアの討伐だろ?」
「おぉ良く知ってるね!」
「まぁな。因みにそのクイーンヴァンパイアとやらはもう大丈夫だぞ」
「ん?何でそんなこと言えるの?」
「フィリアさん出てきて下さい」
{………………………………うん…………………………}
フィリアさんを呼んだのはいいが、膝を抱えてのの字を書いていた。
流石に無視し過ぎていじけてしまったか。
「えっと、この人がクイーンヴァンパイア?」
「あぁ逃げる為に人質にされたけど、お互いに出たいから協力してる」
「ふーん。別にいいよ」
「ありがとうな」
「ちょちょっと!いいの!?さっき本気で討伐をしてきたじゃない!!なのにどうして!?」
「だって、和喜がこう言ってるし問題点ないよ。それにこんな無駄な戦いめんどくさいだけだしね」
「そ、そう…………」
それから聡の案内で包囲網から抜け出し森から離れた所まで行き、聡はまだ作戦中ということもあり戻っていった。
「聡!ありがとうな!」
「いいよ!それより王国に来てね。今そこの学園に通ってるから待ってるよ!」
「あぁ分かった、気が向いたら行くよ」
「うん!またね!」
最初のコメントを投稿しよう!