39人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ
「どうも、大変お待たせしました。」
厳ついおっさんが出てきた。
「どうも。それでこの果実なんですが……」
すると、またしても驚いた表情をし暫く果実を良く見ていた。あらかた見終わった店主がなんか暗い顔をしていた。
「この果実は何処で手に入れましたか?」
「森ですが…………」
いったい何だっていうのか?
さっさと売ってギルドでも行きたいんだけどな…………
どん!
扉の方から大きな音がして、振り向くと鎧を纏った怖い人達が居た。
なにあれ?怖いんですけど……物凄く睨んできてるし…………
「おい!お前が窃盗犯か!」
「は?」
「そうです!そいつが犯人です!」
「え?」
「そいつを捕まえろ!」
「はっ!!」
「ちょっ!?」
取り押さえられ手には手錠みたいな物をはめられ、街の人達が野次馬根性を発動させ見られながら、怖い人達に連行されていきましたとさ。その際、おっさんが下卑た笑いをしているのを見逃さなかった。
絶対に許さん!!
最初のコメントを投稿しよう!