騎士になろう

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カフェに移動して聡事の顛末を聞いた。 俺が捕まった翌日に知ったらしくて面白いからという理由で、そのまま観察していたらしくて俺の変化に気付き、単細胞の漆黒騎士を煽って決闘させやがったというわけです。 「あれ、怒ってないの?」 「あぁ途中から気付いてたし、いい練習になったからな」 「それにしても魔力を乱す枷したままコントロール出来るようになったね。普通着けたまま魔力コントロールなんて出来ないよ」 「暇でずっと練習してたからな」 やることもなくゴロゴロしていたらふと、自分の中になんか良くわからない流れ?みたいなモノを感じて、それに集中していたら自由にコントロール出来るようになった。 「それより騎士の称号ってどういうことだよ」 「そりゃぁあんな雑魚でも一応騎士の称号持ちだったんだから倒したら資格ありってなるでしょ」 「それだと悪人みたいな奴がなっちまうかもしれないじゃん」 「国王が見て最終判断するんだよ。だからこのあと国王に会いに行くよ」 めんどくせぇそもそも称号とか要らね。 どうせめんどくさい野郎とかも居るだろうし 「そんな露骨に嫌そうにしなくても」 「絶対行かないといけないん?」 「うん。行くだけ行ってもらうよ」 「へいへい。でもその前に飯奢れや」 「いいよ好きなの頼んで」 爽やかな笑顔で言いやがって。 周りの女性が皆顔赤らめてるじゃねーかよ さっさと食べて国王にでも会いに行くか。
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