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そんな奴と一緒に居る哀れな人生を送ってる俺は、フツメンの中のフツメン相澤和喜。訳あって腐れ縁みたいな感じになってつるむ事になってしまった。
それに、近くにこんな優良物件のイケメンが居るせいで、
学校中の女子は敵みたいになるか、近づいて来る女子は皆、聡に近づこうとしてくる奴らばっかり。
「ホントにお前の近くに居ると最悪だゎ」
「突然何?どうしたの?」
「いや、お前がモテてるから切実に死ねば良いと考えてただけ」
「いやいや!なに物騒な事考えてるの!?それに、あんな僕の表面しか見てない女子に好かれても面倒なだけだからね!」
そうこいつは、よく居る鈍感で周りに害を及ぼすだけのイケメンとは違う。
表面だけ見てくるビッチ共とは、一切関わろうとしないしちゃんと周りの状況や人の内面まで見ている、まさしく完璧なのだがある秘密がある。それは
「それに僕ゎ……………」
「ん?何見て……」
聡が何かを見つめていた。
その瞳の先に居たのは、小学5年生程の少女達が歩いていた。
そう神山聡は世に言うロリコンなのだ。
「警察は確か110番だっけ?」
「待った!?何しようとしてるの!?」
何ってそりゃぁ少女を観ながらニヤニヤしてる不審者が居たらする事は一つしかないだろ。
「通報だけど?」
「まだ何もしてないんだから止めてよ!」
「まだ?と言う事は何かしようとしてたのか?手遅れになる前にやっぱり………」
再び通報しようとしたら
「そんな訳ないじゃん!純粋で無垢な天使達に何かするなんて言語道断!手を出す奴なんかロリコンとは呼ばない!それは悪!そんな悪は僕が許さない!」
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