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「はいはい、分かったから飯でも食って行こうぜ?」
「いいね。どこ行こうか?」
テストで体力を使って腹が減ったので何か食べに行こうとしていたら
「おい聡あれ見てみろよ」
「和喜何かあるの?」
そこにはイケメンが居てなんとその足元は光輝いている。あれは俗に言う勇者召喚だな。
「あれって何かな?撮影かなんか?」
「いやあれは、勇者召喚だと思う。ファンタジーにあるもんだよ」
「へぇそうなんだ。じゃぁあの人異世界に行くんだね」
「そうだな。魔王か戦争の為に呼ばれたんだろうよ」
「あの人も災難だね。まぁ僕達には関係ないから早くご飯食べいこ!」
そう俺達には関係ないあのイケメンの物語なのだから関係ない。関係ないはずなのだがイケメンが呼ばれた魔方陣がすぐに消えなく、ちょうどさっき聡が見ていた少女達が魔方陣が見えてないようで真っ直ぐ向かっていた。
「おい!聡!あの女の子達が!」
振り返った時にはもう聡の姿はなかった。
既に少女達を助けるため走り出していた。
「ちっ」
聡は少女達が魔方陣に入る前に何とか前に出て助ける事は出来たのだが、考えて欲しい。
突然目の前にイケメンだろうが息を荒げて目が完全に逝っている男が現れたら、幼き少女達はどうだろうか。
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