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「「「キャァァァァ」」」
そう怖がるのは必須だ。
「何やってんだ!このバカが!怖がってるだろ」
完全に不審者になった聡目掛けてドロップキックを食らわした。
「今のうちに早く逃げろ!」
「「「えっ!?」」」
「早く!手遅れになる前に!」
少女達は慌てて走り何とか助ける事が出来た。聡という不審者が魔方陣にダイブした事を除けば完璧に終わった。
「何かを助けるためには時には犠牲が付き物だ………」
うん。別にロリコンが居なくなっても関係ないからいいか。早くご飯食べて帰ろ。
ガシッ
「………和喜……何処行こうとしてるの?」
「おい………放せロリコン………」
聡は眩しい程の笑顔を向けながら
「逃がさないよ♪」
「離せぇぇぇぇぇぇ!」
こうして俺達も魔方陣に吸い込まれて行った。魔方陣も同時に小さくなっていき消えた、俺達と共に。
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