この日のために、、

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後日談だが その後2時間ほど泣いた俺は遅れながらも学校に向かった。 すると下駄箱に手紙が入っていて 中をのぞくと放課後屋上で待っていますとの手紙だった。 少し考えるも、行くことにした。 放課後屋上で 一人の女の子が待っていた。 ゆっくりと近づくと俺に気づいたのか 「あっ、、来てくれたんですね?」と小さく笑った。 そして 「これ、、受け取ってください!」と言われ 差し出されたのは小さめの箱だった。 中をのぞくと丸い大きめのチョコが一個入っていた。それをゆっくり口に含み 咀嚼(そしゃく)する。 中から柔らかいカステラみたいな食感がして非常に甘く、おいしい。 「あの、、好きです!付き合ってください!」 チョコを味わっている間にそんな声が聞こえて びっくりして女の子のほうをみる。 恥ずかしいのか顔を真っ赤にしていた。その様子がさっきの自分と重なり 心の傷は甘いものと新しい恋!そう思った俺はOKをした。 それが今の俺の奥さんです。 と自分の子供に言い聞かせる。 子供はキラキラした目で俺のことを見てくる。 自分の子供にもちゃんと好きになった人には好きだって正直に伝えてほしい そう思いながらゆっくり子供の頭を撫でた。                                     END
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