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「ファインは相変わらずねぇっ」
たがリーダーいやファインが左手で止め、すかさず
「アホの様子を見て、アホっぷりを馬鹿にしに来たんだよ。」ニヒッ
少年の様に笑い本気なのか嘘なのかわからない表情で呟く。
「アホじゃないよウィンネだよ~」
子熊人間が正しいけど持ち前の天然っぷりが炸裂。
「ベンアちゃんは相変わらず可愛いわねぇ~♪」
リリィーはそう言いながらいつの間にかベンアを抱きしめチョコレートをベンアに食べさせた。
「リリィーそれより酒が足りん」
ファインの右側に座ってる男が煙草を吸いながら静かに一喝
「もう私の癒しが~。」「これだからセブルスはモテないのよー」プンプン
「イヤ。仕事だろリリィー」「それにベンアも男だぞ。アイツが見たら...」
セブルスがクールにリリィーの邪魔をし、自分の酒へと誘導する。
バンッ
突然BARtwinにリリィーに良く似たオレンジ色の髪をした
「ウィンネだぁー」「勝負だぁー」
ベンアが持ち前の本能で気配を感じ剣を構えた。
「はいっチョコレート」
スッ!パク
「おいじぃ~♪」
そうウィンネはベンアの好みを熟知し、すかさずベンアを抱きしめるのであった。
「おいアホ。また1人で山で修行してたのか?女の子が行くとこじゃないって来る度に言ってるだろうが。」(才能あるのに無鉄砲で危ねぇ!)
「修行じゃないもん!筍取りに行ってたんだもん!。」
ファインがちょっと本気で注意するがウィンネも負けず嫌いで‘右手’で筍を掲げ誤魔化す。
「じゃあ‘左手’で握って後ろで隠してるのは何だ?」
ファインはカウンターに向きビールを一口飲みながら確信を突く。
「ファインがイジメるぅー」
ウィンネは嘘泣きしながらリリィーを味方に付けようとリリィーの後ろに回る。
「筍取ってきたんだね。偉いねぇウィンネは。」
そうやってリリィーはウィンネの頭を撫でながら
「でも山には、古に封印された化け物がいるから1人だとママはウィンネの身に何かあると考えただけで...」
途中から泣きながらウィンネを強く抱きしめるリリィー
「相変わらず親バカだなリリィー」
「リリィーはいいお母さんだよ~♪」
「流石のオレもリリィーには敵わねぇーや。」
「まぁファインが心配しなくてもアイツがいるだろうが」
「きっとまた滝で修行してるよ~♪」
「だな。あのバカをからかってビールのつまみにしに行くか」
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