0人が本棚に入れています
本棚に追加
鬱社会。ストレス社会。
そんな世界を俺はさまよっている。
俺の名前はゆう。
ガキの頃から親の愛情を受けたこともなく愛に飢えていた。多分その頃から鬱だったのだろう。後に精神科ではそう診断された。お前はイカれてると言われてるようでまるで死刑宣告を受けたような気分だった。
ガキの頃はストレス発散の為にケンカに明け暮れる毎日だった。そんな荒れた日々を過ごしてきたけど中2の夏に好きな女が出来て付き合うことになった。親からも疎まれていたおれには初めて感じる愛だった。
けれどそれも長くは続かなかった…
なぜならその女には他にもたくさん男がいたからだ。
俺はとんだピエロを演じてしまった。
間抜けな話だ。
それからの俺は裏切られたショックから女をだまし裏切る側に変わった。
次々に女遊びを繰り返したくさんの女達を傷つけてきた。そんな中自分がしていることへの罪悪感からかますます鬱へと落ちていった。
まぁこのじてんではまだ精神科には行ってないけど…
酒と女に溺れながらもなんとか就職先をみつけて自動車整備士として働きだしたがたった数ヶ月でストレスで仕事へは行けなくなった。そして初めて精神科に通う決意をした。精神科での診断は重度の鬱病ということだった。
正直ショックだった。
自分の頭がイカれてるなんて…
それからと言うものロクに仕事もせず酒と女に入り浸った。そうしてる間だけはまともでいられるような気がしていた…
最初のコメントを投稿しよう!