第1章

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わたしこのまま死んじゃうの?? 思えば、 ほんと呆気ない人生だったなぁ。 …でも。 応援してくれてた両親には悪い気がする。 いつも、 わたしが出演するテレビ番組は録画してくれていたし雑誌に載るたび切り抜いてたりしてくれた。 初めて紅白歌合戦に出演が決まった時は 嬉しく過ぎてお母さん倒れちゃったっけ笑 そんな風に思い出すと。 やっぱり惜しくなってきちゃった。 何もなかったような人生だったけど まだやりたいことある。 お父さんやお母さん、 応援してくれていた人たちに ありがとうって言えてないや、、、。 あ、、、 一瞬、 激しい振動と共に目の前が暗くなり、 意識が遠くなる感覚が襲われていった。
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