第1章

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わたしがこうして ここにいることが出来るのは些細なきっかけでした。 幼いころより、 人より成長が遅く 体も弱かった事もあり学校にいけば イジメの標的になることは茶飯事でした。 しかし、 そんなわたしを見兼ね両親は物心がついた頃からピアノの教室へ通わせていました。 何も取り柄のないわたしに何かひとつでもと思ってくれて。 だからかな、、、 何となく音楽の道っていうのは自然と憧れていました。 でも、 友達付き合いも上手くできなかった学生時代。人と話すことも苦手意識があったわたしがテレビの前はもちろんアイドルなんてほんと考えられなくて。 んで、 ある日偶然、 雑誌に掲載されていた募集を 友達が見つけ勝手に応募したのがこの道のきっかけでした。 奇跡的に合格したものの、、、 ほんとお先真っ暗でした。
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