第1章

6/12

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
はぁ、、、 ストローを咥えながら 深くため息をつく。 憧れの先輩たちは ほんと雲の上の存在で。 そんな人たちが輝かしくアイドルグループを卒業していくなか、 何の目標も取り柄もないわたしは、 いつしか取り残されていくんだなぁ。 それでも、 たくさんの人たちが わたしの一挙手一投足で 一喜一憂する様子に無感情だった訳でもなく。 そんな様子が より プレッシャーになってしまう。 わたしなんかが、、、 そんな気持ちが先行してやっぱりうまく笑えない。 そんな事を考えていると
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加