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一升瓶からトクトクとおちょこに日本酒が注がれている
昼間からお酒を飲み背徳感を味わう"おっちゃん"
部屋には空の一升瓶がいくつも散乱している
実家に帰ってしまった妻からは依然何の連絡もなく寂しさを紛らわすためにおっちゃんは酒に逃げ始めたのだ
「あっ!!」
部屋のカーテンを閉め切り息を潜めるおっちゃん
ドンドンドン!!
『中にいるんでしょ?おっちゃん!返すもん返してもらわなきゃこっちも困るんだよっ!』
ドンドンドン!
色々と滞納しているおっちゃん
「……」
しばらくすると借金取りは帰ってしまったのか
外は静かになる
そのままおっちゃんは勝利に浸り眠ってしまった
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